2012年01月16日
ノートPCのバックライト交換した話

先日、自宅用ノートPCのDELL Inspiron 6400が壊れてしまいました。
壊れるというのも液晶画面が真っ暗に。
あれ?でもよく見るとすごく暗ーく映ってはいる。
さっそくGoogle先生に聞いてみるとどうやらバックライトが切れてしまった症状らしい。
バックライトの寿命は30000時間~50000時間程度とのこと。
マイPCは購入から5年ほど経過。頃合いかな。。。
ボスからはバックライトが切れたらPCの寿命と言われました。
しかし急に捨てるのはもったいないし、いろんなウェブ情報で修理を検討してみると大体の相場がメーカー修理で5万円~、修理業者で1万円~とのこと。た、高い。
さすがにいまさらそこまでのお金をかけて液晶の修理をするのはなぁっと。
するとどうやら自己修理は液晶の分解とハンダ付けなどの作業が必要ながら材料費は数百円との情報が。
ちょうどギター改造の時にハンダ持って帰ってきたしダメで直ったらラッキー程度で自己修復してみました。
始めはDELLのHPに液晶パネルの取り外しまでの情報は載っていたのでそれに従って分解しました。
とりあえずバッテリーは外しといたほうがいいと思いました。

そしてディスプレイ周りのポッチを外して、中のねじを外して、カバーをマイナスドライバーでバコッと。

さらに周りのねじを外すと液晶パネルが取れます。

裏のコネクタを外します。

完全に液晶パネルが取れました。

これがバックライトの冷陰極管に電気を送っているインバータ。ねじで留ってました。
銀のテープをピリピリ外しますが絶対綺麗に取れません。

銀テープの下にあった細長い金属板をマイナスドライバーで取りました。

この導線の先、もう一枚の薄い金属板の下に冷陰極管がありました。
が、液晶パネルのさらなる分解が難しく、必死だったため途中の分解写真がありません…
手順としては液晶パネルの枠のねじを横から外して液晶部分を押すと取れました。

そうして取れた冷陰極管が上。
ヤフオクで購入した新品が下。サイズは330mm×2mmのもの。
1本280円。安い。予備用と2本購入。送料入れても1000円以下。

ここまできたらあとは古い冷陰極管と導線をハンダで外して新しいものの端っこを同じようにハンダ付け。
そして逆順で組み上げたら完成。
ですが、最後半分壊しながら分解したので戻すのがとても大変でした。
もう諦めてたんですが無事組み上げ、電源を入れると・・・

映った!!!
見事バックライト復活です。
一部、残念ながら暗くなってしまいましたが、映っただけよかったと思ってます。右側がちょっとね。
これでまたしばらく頑張ってくれそうです。
もし新しいPCを購入しても実家で使ってくれるそうです。
なんでもやればできるもんやね!
最近は工作マニアだわ。
ほだ
Posted by ホダちゃん at 20:20│Comments(2)
│ウェブネタ
この記事へのコメント
私も今冷陰極管交換を試みているのですが、この最後の難所「液晶のさらなる分解」の部分で行き詰まっています。冷陰極管は見えているのですが、金属板がどうしても外れません。外し方を教えてください。
Posted by おたんちん at 2012年04月27日 16:09
>おたんちんさん
コメントありがとうございます。
僕も半ば破壊に近い外し方をしてしまったので詳しく覚えていません(汗
液晶まわりの効いているであろうねじを一通り外して、液晶枠を抑えながら液晶部分を表面から裏面に押したところ外れました。
もしかすると、プラスチックの枠が少し割れたかもしれませんがなんとかもとに戻ったという感じです。
詳しく説明できなくてすいません>_<
コメントありがとうございます。
僕も半ば破壊に近い外し方をしてしまったので詳しく覚えていません(汗
液晶まわりの効いているであろうねじを一通り外して、液晶枠を抑えながら液晶部分を表面から裏面に押したところ外れました。
もしかすると、プラスチックの枠が少し割れたかもしれませんがなんとかもとに戻ったという感じです。
詳しく説明できなくてすいません>_<
Posted by ほだ at 2012年04月30日 22:32